私はエンジニアでもあり、Webマーケティングもしています。
アジャイルの開発手法でシステム開発を行い、それをマーケティングや私生活にも応用し、その情報を共有しています。
私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。プロセスやツールよりも個人と対話を、
包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
契約交渉よりも顧客との協調を、
計画に従うことよりも変化への対応を、
価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。
https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.htmlより引用
これは、アジャイルマニフェストです。もともとはソフトウェア開発の世界で生まれたこのアプローチですが、その精神はWebマーケティングにも適用可能です。
アジャイルマニフェストとは、「よりよい開発方法を見つけだそうとしている」という活動を通じて導き出された価値観です。この価値観をWebマーケティングの視点で解釈すると以下のようになります
マーケティングでは様々なプロセスやツールが用いられますが、それらよりも個人との対話が大切です。個々の顧客との対話を通じて、そのニーズや期待を理解し、それに応じたマーケティング戦略を実施します。
理論や計画よりも、実際に動くマーケティング戦略や施策が重要です。実際にテストし、結果を出し、改善していくマーケティング活動が求められます。
一方的な提案や契約よりも、顧客と共に価値を創造する協働の姿勢が重要です。顧客の意見を尊重し、そのフィードバックを活かしてマーケティング活動を進めることが求められます。
マーケティングの世界は常に変化しています。そのため、一度作った計画に固執するのではなく、状況の変化を素早くキャッチし、必要ならば戦略や施策を柔軟に変えることが求められます。
以上の理念は、顧客の満足を最優先にし、変化に柔軟に対応するアジャイルマーケティングに活かされます。また、AIの発達も大きな分岐点です。
たとえば、２つの案があったとします。あなたならどちらを選びますか？
今の時代であれば、両方試せばよいのです。1日1000人のユーザがいたら、500人にA案、500人にB案を見せ、どちらが良いかを試し、良いほうを試すこともできます。